“田中は人の好き嫌いが表情に出るので、それを見ながら堀田は、 「ああ、この弁護士は信頼しているなとか、信頼していないな」 を判別していたという。  田中が一番敏感なのは「差別」だった。堀田にも差別意識は感じられない。それゆえに田中の魅力を感じとれたのだろう” 『田中角栄伝説 』 (光文社知恵の森文庫)  佐高信 光文社

田中角栄伝説 (光文社知恵の森文庫) 作者: 佐高信 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2016/08/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 『未完の敗者 田中角栄』(2014年、光文社)を改題し、加筆修正したものが本書。 佐高信が、色々な人との対…

“ロッキード事件に関与しながらそれを秘密とするのに成功した中川ら政治家たちの、その後の苦しみを思うとき、私は暗然とする。ダグラス・グラマン事件についても同じような苦悩を抱えた政治家がいただろう。彼らが米政府によってその弱みを握られていると自覚しなかったはずはない” 『秘密解除 ロッキード事件――田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか』 奥山俊宏 岩波書店

秘密解除 ロッキード事件――田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか作者: 奥山俊宏出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2016/07/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 3冊ほどよんだ、田中角栄関連書籍の2冊目。著者は、朝日新聞記者を経て、…

“いまなら「不感症帯」 でぼんやりしていた実像が姿をあらわしてくれ るかもしれない。それがせめて数々の無念をこ の世に残して逝った父と母への鎮魂歌になって ほしい” 『父・伊藤律 ある家族の「戦後」 』 伊藤淳 講談社

父・伊藤律 ある家族の「戦後」作者: 伊藤淳出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/07/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る私の世代の人間にとって。伊藤律という人は、1980年に突然現れた歴史の人であった。ある日、マスメディアのニュース…

“これは麻薬との戦争ではない。  これは貧者との戦争だ。  この戦争の標的は、貧しき人々、力なき人々、声なき人々、姿なき人々だ。あなた方は彼らを街角から、いとも簡単に一掃していく” 『ザ・カルテル (下) 』 (角川文庫) ドン・ウィンズロウ 峯村利哉訳 角川書店

ザ・カルテル (下) (角川文庫)作者: ドン・ウィンズロウ,峯村利哉出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2016/04/23メディア: 文庫この商品を含むブログ (15件) を見る『カルテル』下巻。圧巻の最後。だけど先の見えない、現実。物語の最後でジャーナリ…

“スーツに身を固めた連中は、理解しようとも認めようともしないが...............。  俗に言う“メキシコの麻薬問題”は、メキシコの問題ではなくアメリカの問題なのだ。  買い手なくして売り手なし。” 『ザ・カルテル (上)』 (角川文庫) ドン・ウィンズロウ 峯村利哉訳 角川書店

ザ・カルテル (上) (角川文庫)作者: ドン・ウィンズロウ,峯村利哉出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2016/04/23メディア: 文庫この商品を含むブログ (19件) を見る『犬の力』を読み終えたところで、最新刊の続編を一気に読む。(読んだのは半年くら…

“われわれは、南米のこの国で、ニ十億ドル近い金をかけて罌粟畑と子どもたちに毒を撒きながら、自国では、麻薬の毒から逃れたい人間を助けるだけの資金も持たないのだ”  『犬の力 下』 (角川文庫) ドン・ウィンズロウ 東江一紀訳 角川書店

犬の力 下 (角川文庫)作者: ドン・ウィンズロウ,東江一紀出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/08/25メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 41回この商品を含むブログ (159件) を見る上巻に引きつづいて下巻。 あらすじ 熾烈を極…

“早期平和実現プログラム、またの名をフェニックス作戦。へたな冗談だ。多くの人間が早ばやと平和な永い眠りへと導かれた” 『犬の力 上』  (角川文庫)  ドン・ウィンズロウ 東江一紀訳 角川書店

犬の力 上 (角川文庫)作者: ドン・ウィンズロウ,東江一紀出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/08/25メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 175回この商品を含むブログ (177件) を見る同じ著者の『ザ・カルテル』の書評で、前作…

“田中は何としても安保条約を通さなければいけない、軍備費用を復興に費さなければならない、日本の経済的な繁栄のためにも必要なんだといぅ信念を持っていた” 『決定版 私の田中角栄日記』 (新潮文庫) 佐藤昭子 新潮社

決定版 私の田中角栄日記(新潮文庫)作者: 佐藤昭子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/11/18メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るちょっとした角栄ブームということもあり、書店に関連本が並びだした頃、ブームとはまだ気がつかずに手に取った…

“戦争とは、このように無差別殺人に発展することも多い。  そしてその戦争の始まりとは、つまりは政治の失敗なのだ。” “私は「南京事件」という舞台で衝突していたのは「肯定派」と「否定派」だと思っていた。 しかしその真の対立構図は「利害」と「真実」だったらしい。” 『 「南京事件」を調査せよ』 清水潔 文藝春秋

「南京事件」を調査せよ作者: 清水潔出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/08/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る南京事件、南京大虐殺ほど、否定、肯定さまざまな論説が姦(かしま)しい事項はないだろう。うっかり誤った導入をうける…

“国家が選択を行うとき、指導者が行う選択がこの分かりやすい良識を反映するものであるとき、広島の教訓か生かされることになります。” オバマへの手紙 ヒロシマ訪問秘録 (文春新書) 三山秀昭 文藝春秋

オバマへの手紙 ヒロシマ訪問秘録 (文春新書)作者: 三山秀昭出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/09/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るオバマ大統領がまだ民主党候補の一人に過ぎなかった頃、オバマがいかに優れた候補であったかとい…

“野生動物を飼う際は、動物がその動 物らしく、幸福感を感じて暮らせるようにしなければならないということ。そして、 命を継代できるようにしなければならないということです。そのためには、近親交 配を避けて遺伝的多様性を維持することが重要です。これらの覚悟がなければ、 絶対に野生動物の飼育に手を染めてはいけません” 『もしもあの動物と暮らしたら!?』 小菅正夫 新星出版社

もしもあの動物と暮らしたら!?作者: 小菅正夫出版社/メーカー: 新星出版社発売日: 2015/07/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るこれは、名著! かの有名な、北海道旭山動物園を再生した、前園長、小菅正夫氏の手になる一書。 動…

“「伝える仕事」に携わるほとんどの人が、ずっと「露出を増やす発想=露出脳」の習慣が長かったので、なかなかそこから抜けられない” 『明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法 』 (講談社現代新書) 佐藤尚之 講談社

明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法 (講談社現代新書)作者: 佐藤尚之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/05/22メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る広告マーケティングのプロによる本。ヤンキー経済という言葉は知らなか…

“クレモナの大聖堂はイタリアの知られざる宝のひとつだ。フイレンツエやローマやヴエネツイアにあるもつと有名な聖堂より小さく、派手さでは劣るものの、わたしの目から見ると、そうした大きな教会は本来の目的を失い、普通の人々との触れ合いもなくしてしまつたようにみえる” 『ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密』 (創元推理文庫) ポール・アダム 青木悦子訳 東京創元社

ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密 (創元推理文庫)作者: ポール・アダム,青木悦子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2014/11/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (11件) を見るPaganini's Ghost (English Edition)作者: Paul Adam出版社/メーカー: En…

“茨木のり子を強い人といってさしつかえあるまいが、それは豪胆とか強靭といった類の強さではなくて、終わりのない寂寥の日々を潜り抜けて生き抜く、耐える勁(つよ)さである” 『清冽 - 詩人茨木のり子の肖像』  (中公文庫) 後藤正治 中央公論新社

清冽 - 詩人茨木のり子の肖像 (中公文庫)作者: 後藤正治出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/11/21メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る初の本格評伝であるそうだ。1926年(昭和元年)生まれ、2006年79歳で亡くなった。詩集『倚(よ)り…

“人は、人生において重大なことが起こるときには、何らかの予兆があると思つている。これから起ころうとしていることに何らかの予感をおぼえ、それが襲ってきたときには準備ができていると思つている” 『ヴァイオリン職人の探求と推理』 (創元推理文庫) ポール・アダム 青木悦子訳 東京創元社

ヴァイオリン職人の探求と推理 (創元推理文庫)作者: ポール・アダム,青木悦子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2014/05/30メディア: 文庫この商品を含むブログ (20件) を見るThe Rainaldi Quartet (English Edition)作者: Paul Adam出版社/メーカー: Ende…

“ニー世紀直前の東京で、通行人があからさまに外国人を凝視するようなことはほとんどない。それでも、日本の全国民から注目を浴びる対象であることを、外国人は常に感じている。人々は直視するわけでも、明確な好意や非難を示すわけでもない。単にちがうということを控えめに示すのだ。日本では、外国人は新たな国の市民――ガイジン――になる。もちろん刺激的ではあるが、精神的な重圧になる場面も多い” 『 黒い迷宮 ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実』  リチャード・ロイド・パリー 早川書房

黒い迷宮 ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実 (早川書房)作者: リチャードロイドパリー出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/05/29メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見るPeople Who Eat Darkness: The True Story of a Young Woman Wh…

“私見だが、部落差別というのは近代になって生じた問題であり、「解放令」の発布によって生まれたものと考えられる。それ以前は厳然として身分制度があったわけだから、差別はあっても、それを問題にすることなどできようはずもなかった” 『どん底 部落差別自作自演事件』 (小学館文庫) 高山文彦 小学館

どん底: 部落差別自作自演事件 (小学館文庫)作者: 高山文彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 2015/06/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る2003年、被差別部落出身の町役場職員に対して、たくさんの差別葉書が送りつけられはじめた。6年の歳月…

“日本政府の狩猟行政も誤っていました。戦後のー時期に滅少したシカを保護するた 行ったメスジ力の禁猟措置を、これだけ全国的にシカが増えている現在でさえ、まだ継続しているのです” 『ぼくは猟師になった』  (新潮文庫) 千松信也 新潮社

ぼくは猟師になった (新潮文庫)作者: 千松信也出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/11/28メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (17件) を見る 京都大学を出て、本当に猟師になった著者によるエッセー、記録。なるほど、猟師とはこういうものか…

“自分の目で見る。 自分の耳で聞く。 自分の頭で考える−。 言葉にすると、当たり前のことのように思えるかもしれないが、他に方法はない。 これこそが現代に必須な「レーダー」なのだ。氾濫する情報に対して“防波堤”を持たすに巻き込まれるのではなく、自らの判断で「何が本当で、何が嘘なのか」を判断することが重要なのだ” 『騙されてたまるか 調査報道の裏側』  (新潮新書) 清水潔   新潮社

騙されてたまるか 調査報道の裏側 (新潮新書)作者: 清水潔出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/07/17メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る 成田で買って、機上で一気に読む。清水潔さんの初めての新書だとのこと。桶川ストーカ事件、足利冤罪事…

“定型労働に関わる労働者のハタラキは、人数で数えて成果も人件費も管理すればよい。いらなくなれば、辞めてもらえばよい。彼らはタレントではなくワーカーである。「資産」ではなく「費用」である” 『「タレント」の時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論』  (講談社現代新書) 酒井崇男 講談社

「タレント」の時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論 (講談社現代新書)作者: 酒井崇男出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/03/13メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るNTT研究所を早期に退職して、人材コンサルティングとして独立した人による人…

“鶴見さんは、このひとが同時代に生きていてくれたよかった、と心から思えるひとのひとりだった” 『どこにも拠らずに考えぬいた  鶴見俊輔さんを悼む 寄稿』 上野千鶴子 朝日新聞 2015年7月24日 

鶴見俊輔さんが亡くなった。享年92歳。いずれはこういう時がおとずれるとは思っていたが、大切な人をひとり失った。日本のアカデミアとは全くちがうところにその思想の源流を持つ、という点で、余人をもって代え難い人であった。上野千鶴子さんは、高校生の…

“歴史は生き残つた者たちの言葉で語られる。しかし戦争の最大の犠牲者は、言葉を持たぬ死者たちだ。あらゆる戦場において、家族への最期の言葉も、一言の文句も哀しみも、何も言い残すことすら許されず殺されていつた人たちの存在こそ、今、私たちが立ち戻るべき原点である” 『原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年』 堀川惠子 文藝春秋

原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年作者: 堀川惠子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/05/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る 2016年6月16日追記 今月号(2016年6月号)の文藝春秋を買って初めて気がつきました。 http://www.bunshun.co…

“私たちが今享受しているこの「マルクスの本を読み、マルクスについて論じることができる環境」というのは世界史的には例外的に恵まれた知的環境である” 『マルクスを読む』 内田樹 パブリッシャーズ・レビュー 2015年7月15日号

パブリッシャーズ・レビューは、東京大学出版会、白水社、みすず書房が発行しているPR誌(8ページのタブロイド新聞)である。各社か交代で紙面を組む。 元少年Aによる『絶歌(ぜっか)』が話題になっているが、人々が良識と節度をもって行動すれば、言論・…

“行政考古学と「遺跡保存」に目的と価値を与えるのは遺物や遺跡そのものではなく、文化論と歴史観以外の何物でもない。その欠落こそが行政考古学の困難の源泉である。その柱があれば、発掘も保存も意味を持ち、展示や教育も目的を持つことができる。そしてそれを創ることこそが大学の責務である” 『考古学崩壊 前期旧石器捏造事件の深層』  竹岡俊樹 勉誠出版

考古学崩壊 前期旧石器捏造事件の深層作者: 竹岡俊樹出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2014/09/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見るP.51 安斎正人は、「報告書が出ていないにもかかわらず、資料を自由自在に使うことができるのは、『行政…

“ほんとうに必要なのは、僕ら自身が「絶対に戦わない」という決意をすることじゃないのか。戦争に対して"反戦"を唱えるのではなくて、戦争を起こさないように、戦争が起きる前に、僕らが普段からなにができるか、なにをするべきかを考えてやっていく。“平和”って、そういうことの上にあるんだと思う。そういう努力は、「絶対に戦わない」っていう強い意志がなければだめなんだ” 『特攻隊と戦後の僕ら―「ザ・ウインズ・オブ・ゴッド」の軌跡”  (岩波ブックレット (No.386)) 今井雅之 岩波書店

特攻隊と戦後の僕ら―「ザ・ウインズ・オブ・ゴッド」の軌跡 (岩波ブックレット (No.386))作者: 今井雅之出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1995/11/20メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログを見る僕にとっての特攻隊 P.4 これは笑い話なんです…

“でも、今、時代は俺を必要としている。こんなちっぽけな俺でも、もしかしたら歴史を変えられる力があるんじゃないかってね” 『THE WINDS OF GOD―零のかなたへ』  (角川文庫) 今井雅之 角川書店

THE WINDS OF GOD―零のかなたへ (角川文庫)作者: 今井雅之出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2001/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (15件) を見る4月に亡くなった今井雅之さんが、ライフワークと言っていた舞台を小説化した…

“宮中というと、どんな我が儘でも通らないことはないかのように、一般からは想像されがちだが、内情は思いのほか窮迫していた。皇室中心とか、国体明徴とか、いうことだけは大げさだったが、それは物資の裏づけのない、口先だけのカラ文句で、毎日の生活は窮迫の一語に尽きた” 『天皇の料理番』  (上・下)  (集英社文庫)  杉森久英 集英社

天皇の料理番 (上) (集英社文庫)作者: 杉森久英出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/03/20メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る天皇の料理番 (下) (集英社文庫)作者: 杉森久英出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/03/20メディア: 文庫この商品…

“人びとは、みなそれぞれ何かの檻に囚われているでしょう。けれど、一人一人が自分を解放するために、言葉と記録はあるのです” 『東京プリズン』  (河出文庫)  赤坂真理 河出書房新社

東京プリズン (河出文庫)作者: 赤坂真理出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/07/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見る2012年7月単行本として刊行され、毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞、紫式部文学賞を受賞し、話題となった小説。2014年7…

“「夢は叶う、思い強ければ」----今井さんが会見で語った言葉です” こぼればなし 図書 2015年 07月号 岩波書店

図書 2015年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/06/26メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る4月30日に今井雅之さんという役者が亡くなった。お顔は知っていたが、俳優としての活動ぶりはよく知らなかった。当時の報道によれば…

“自分たちでちらし作って、上演先を探して回って、頭下げて、それでも文楽がやりたいのかどうかー状況が厳しくなれば、やめるものも出てくるでしょう。でも、好きな者だけが集まって、やればいいんです。芸を受け継ぐとはそういうことです” 『人間、やっぱり情でんなぁ』 竹本住大夫、樋渡優子 文藝春秋

人間、やっぱり情でんなぁ作者: 竹本住大夫,樋渡優子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/10/14メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 昨年、惜しまれつつ引退した、人間国宝竹本住大夫への聞き書き。魂がこもっているというか、背筋がまっ…