小説

“だが、それもまた、現実の死をあくまでもロマネスクに感じ取ろうとしたがる、若い世代特有の思い上がりに過ぎなかった” 『沈黙のひと』 小池真理子  文藝春秋

沈黙のひと作者: 小池真理子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る小池真理子の実父に関わるエピソードに材をとった小説.2013年吉川英治文学賞. パーキンソン病を患い,施設…

“人生の終わりに近づくと−いや、人生そのものでなく、その人生で何かを変える可能性がほぼなくなるころに近づくと−人にはしばし立ち尽くす時聞が与えられる。ほかに何か間違えたことはないか…。そう自らに問いかけるには十分な時間だ” 『終わりの感覚』 ジュリアン・バーンズ 新潮社

終わりの感覚 (新潮クレスト・ブックス)作者: ジュリアンバーンズ,Julian Barnes,土屋政雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/12メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (30件) を見るThe Sense of an Ending作者: Julian …