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“フロストを読んだら、いろいろな意味で、英国社会がわかる。それと同時に、人間はどこでも同じだということもわかる(養老孟司)” 『冬のフロスト』 (上・下) (創元推理文庫)  R・D・ウィングフィールド 芹澤恵訳 東京創元社

冬のフロスト<上> (創元推理文庫)

冬のフロスト<上> (創元推理文庫)

冬のフロスト<下> (創元推理文庫)

冬のフロスト<下> (創元推理文庫)

ウイングフィールドによる警部フロストシリーズは、邦訳がでるたびに、年末のミステリランキングで上位にでる常連であるが、あまり知られていないことに、著者のウィングフィールドは、2007年に亡くなっているのだ。その未邦訳の最後の1冊が、この“Winter FROST”『冬のフロスト』であった。
 紳士淑女には読ませられないような下品は発言を日常とする警部フロストの周りに、次から次へと厄介な事件が起こる。ところが、読み終わる頃には、不思議とすべて解決しているのである。愛すべき警部フロストに、この連作の魅力があると言えよう。
 この、文庫でびっくりしたことが二つ。一つは、解説を、養老孟司が書いていること。題して『フロストはいい』。二つめは、前立腺がんで亡くなったらしいが、同時にもう1冊執筆していて、2008年に“A Killing Frost”が出版されていること。いずれ邦訳もでるだろう。
解説より、

 フロストを読んだら、いろいろな意味で、英国社会がわかる。それと同時に、人間はどこでも同じだということもわかる。読んで楽しみながら、そういうことがなんとなく理解できるのが、じつは推理小説の本当の面白さではないだろうか。

WikiPedia によれば

Wingfield did not enjoy writing books, and much preferred writing radio scripts.[1] In 20 years he wrote over 40 radio mystery plays, but stopped in 1988, with Hate Mail, due to the decline of radio and the success of his Frost books.[1][2] As well as the many mystery plays, Wingfield also penned a comedy radio series, The Secret Life of Kenneth Williams, starring Kenneth Williams as a secret agent.[2] Wingfield was a very private man, always avoiding book launches and publishing parties, and being rarely photographed.[3]

(R. D. Wingfield. (2013, August 15). In Wikipedia, The Free Encyclopedia. Retrieved 18:41, March 1, 2014, from http://en.wikipedia.org/w/index.php?title=R._D._Wingfield&oldid=568627614
とある。また、

In 2011, the first of two new Frost books were published with the approval of the Wingfield family. The two books, First Frost and Fatal Frost are written by James Henry, a pseudonym for James Gurbutt and Henry Sutton.[6]

とあるので、シリーズ続篇もあるかもしれない
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