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“死刑制度が拘置所職員、教誨師など刑を執行する側の人々の心 に深い傷を与えていることが静かに伝わつてくる” 『読まずにはいられない 死刑制度が与える 深い傷を淡々と』 book 041 佐藤優 AERA (アエラ) 2014年 3/10号 朝日新聞出版

AERA (アエラ) 2014年 3/10号 [雑誌]

AERA (アエラ) 2014年 3/10号 [雑誌]

AERAに、佐藤優氏による『教誨師』(堀川惠子著)の書評が掲載された。

少しでも長く生きたいという死刑囚の本能と、機械的に死刑を執行しなくてはならない拘置所職員との職業的良心が交錯する瞬間を、過剰な感情を排し、見事に描いている。渡邊は、晩年、アルコール依存症で苦しむが強靱な意志力で依存症を克服する。死刑制度が拘置所職員、教誨師など刑を執行する側の人々の心に深い傷を与えていることが静かに伝わつてくる。

吉永小百合主演の映画『天国の駅』(1984年)は、この『教誨師』にでてくる小林カウがモデルなんだそうである。
【関連読書日誌】

  • (URL)“どのような過ちを犯した時も、どんな絶望の淵に陥った時も、少しだけ休んだら、また歩き出す力を持ちたい。人は、弱い。だからこそ、それを許し、時には支え、見守ってくれる寛容な社会であることを心から願う” 『教誨師』 堀川惠子 講談社

【読んだきっかけ】
【一緒に手に取る本】

教誨師

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裁かれた命 死刑囚から届いた手紙

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死刑の基準―「永山裁判」が遺したもの

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天国の駅 [DVD]

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