私の読書2014年のベスト10冊(その3)

2014年私にとっての10冊(おまけ2冊)は以下です。順不同です。

  1. :『コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書) 』 平田オリザ 講談社
  2. :『教誨師』 堀川惠子 講談社
  3. :『セラピスト』 最相葉月 新潮社
  4. :『 たとへば君 四十年の恋歌 (文春文庫)』 河野裕子, 永田和宏 文藝春秋
  5. :『秘密』 (上・下) ケイト・モートン 訳:青木純子 東京創元社
  6. :『殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』 清水潔 新潮社
  7. :『有次と庖丁』 江弘毅 新潮社
  8. :『世界の技術を支配する ベル研究所の興亡』 ジョン・ガートナー 文藝春秋
  9. :『イベリコ豚を買いに』 野地秩嘉 小学館
  10. :『天、共に在り』 中村哲 NHK出版
  11. :『愛と暴力の戦後とその後』(現代新書) 赤坂真理 講談社
  12. :『日本は再生可能エネルギー大国になりうるか』

最後におまけの2冊について

(11)

 赤坂真里さんの『東京プリズン』を文庫化されたのを見て、そういえば世評高かったなと思い出し、この小説を購入。この新書もあることに気がついて読んだ。学ぶことの非常に多かった一書であった。憲法論議盛んな昨今、冷静に素朴な質問から問い直しておくことが重要。ジョン・ダワーの『敗北を抱きしめて』とか、『クリオの顔―歴史随想集』  (岩波文庫) E.H.ノーマン, なんかを読まなければならなくなります。
(12) 常温超電導で有名な研究者であると同時に、科学技術振興機構の理事長、東京都市大学学長を歴任。福島原発事故独立検証委員会有識者委員会(いわゆる民間事故調)の委員長も務められた。昨年急逝されたのが残念でならない。