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“でも、今、時代は俺を必要としている。こんなちっぽけな俺でも、もしかしたら歴史を変えられる力があるんじゃないかってね” 『THE WINDS OF GOD―零のかなたへ』  (角川文庫) 今井雅之 角川書店

THE WINDS OF GOD―零のかなたへ (角川文庫)

THE WINDS OF GOD―零のかなたへ (角川文庫)

4月に亡くなった今井雅之さんが、ライフワークと言っていた舞台を小説化したもの。脚本そのものを読む方が好みではある。
イスラム世界での自爆テロが頻発する中、それを大変なことだと、おかしな事だと思うけれども、つい70年前に日本でも同じことが行われていた。それらは、何が同じで、何が違うのか。。。何が、誰が、ひとをそちらに向かわせるのか。
「俺はな……子供の時から何をやってもだめな人間だった。誰も俺を必要となんかしなかったんだ。だからぐれたりもした。でも、今、時代は俺を必要としている。こんなちっぽけな俺でも、もしかしたら歴史を変えられる力があるんじゃないかってね」
【関連読書日誌】

  • (URL)“「夢は叶う、思い強ければ」----今井さんが会見で語った言葉です” こぼればなし 図書 2015年 07月号 岩波書店
  • (URL)“沖縄の悲劇は、沖縄の人々がどんなに抗議しても、日米間の政治家には届かないのだ。『運命の人』を書いた私は無力感にうちひしがれている” 『「大地の子」と「運命の子」』 山崎豊子 文藝春秋 2013年 01月号

【読んだきっかけ】
【一緒に手に取る本】