2013-12-24から1日間の記事一覧

“富の再配分ではなく、負担の再配分(痛みの分かち合い)をこそ語らねばならない「収縮時代」に送り届けられた、一冊の希望の書である” 『〈習慣〉から未来への展望探る』 (『民主主義のつくり方』 宇野重規著の書評) 鷲田清一

朝日新聞2013年12月8日 朝刊 読書欄 『民主主義のつくり方』 宇野重規著に対する,鷲田清一氏による書評である. こんな柔らかい言葉で現代政治について論じる人は、日本の政治学者のなかではめずらしいのではないか。 現代は、社会を基礎づける「確実性の指…