2014-02-27から1日間の記事一覧

“十九歳のとき(多分、太地喜和子に誘われて)、同じこの地で唐十郎の下町唐座の芝居を観て、役者が縦横に走り回り、お客が熱狂する姿に、「歌舞伎の原点はこれだ」と思う。以来、先祖の勘三郎代々が座元(興行主)も兼ねた「中村座」を平成の世に甦らせたいと、誰彼となくその夢を語り続けた” 『勘三郎伝説』 関容子 文藝春秋

勘三郎伝説作者: 関容子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/11/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見るすごくいい話がたくさん詰まった珠玉の一冊!!! 古い世界の歌舞伎を、伝統を壊すことなく、変えていこうとしていた人だったことを知…