文字・言語・ことば

“良心的な科学者ほど、このままでは地球がダメになるというはっきりしたデータがでるまで、絶対にそれを認めません。そして、彼らがもうダメだと認めたときには、すでに手遅れの時なのです。” 『しあわせ節電』 鈴木孝夫 文藝春秋

しあわせ節電作者: 鈴木孝夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/06メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (5件) を見る鈴木孝夫氏は,著名な,社会言語学の先生であり,私も若い頃から,氏による啓蒙書の何冊かに親しんできた.慶応の先生…

“まじめな人がバカをみない日本であってほしいのだ” 『世界で損ばかりしている日本人  (ディスカヴァー携書) 』 関本のりえ ディスカヴァー・トゥエンティワン

世界で損ばかりしている日本人 (ディスカヴァー携書)作者: 関本のりえ出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2011/05/21メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る若者の国際化離れ(学問の世界でさえ!)が言われる…

“過去五十年、欧米人と議論や口論になった場面で、私は負けたことがない” 『言葉でたたかう技術』 加藤 恭子 文藝春秋

言葉でたたかう技術作者: 加藤 恭子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/12/07メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 9人 クリック: 67回この商品を含むブログ (15件) を見る「過去五十年、欧米人と議論や口論になった場面で、私は負けたことがない。」…

昔々あの星に 悧巧な猿が住んでゐた『ノンセンスの磁場―近代詩アンソロジー』  (1980年) 新倉俊一編著 れんが書房新社

ノンセンスの磁場―近代詩アンソロジー (1980年)作者: 新倉俊一出版社/メーカー: れんが書房新社発売日: 1980/10メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る30年も前の本である.いまだに,大切な本の一つとして所蔵しているのは,第二部のわがライト・バ…

『人生という作品』 三浦雅士 NTT出版

人生という作品作者: 三浦雅士出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2010/03/26メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (6件) を見る三浦雅士が白川静について書いているので思わず買ってしまった.まずタイトル「人生という作品」と装幀…

『そして、僕はOEDを読んだ』 アモン・シェイ 田村幸誠 訳 三省堂

そして、僕はOEDを読んだ作者: アモン・シェイ,田村幸誠出版社/メーカー: 三省堂発売日: 2010/11/16メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (19件) を見るOED(Oxford English Dictionary:全20巻,2万ページからなる最大の英語辞…

『文字の母たち Le Voyage Typographique』 港千尋 インスクリプト

文字の母たち Le Voyage Typographique作者: 港千尋出版社/メーカー: インスクリプト発売日: 2007/03/23メディア: 大型本購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (34件) を見るとにかく美しい本である.被写体は,金属の活字,それを扱う人々,印刷機…