法律

“死刑制度が拘置所職員、教誨師など刑を執行する側の人々の心 に深い傷を与えていることが静かに伝わつてくる” 『読まずにはいられない 死刑制度が与える 深い傷を淡々と』 book 041 佐藤優 AERA (アエラ) 2014年 3/10号 朝日新聞出版

AERA (アエラ) 2014年 3/10号 [雑誌]出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2014/03/03メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見るAERAに、佐藤優氏による『教誨師』(堀川惠子著)の書評が掲載された。 少しでも長く生きたいという死刑囚の本能と、機…

“土居の第一世代の弟子となった石川は、土居が亡くなる二〇〇九年まで四五年間、「土居ゼミ」に通い、最期まで師事した” 『永山則夫 封印された鑑定記録』 堀川惠子 岩波書店

永山則夫 封印された鑑定記録作者: 堀川惠子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/02/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (11件) を見る2013.12.30追記 12/30深夜,NHKEテレでETV特集,『「永山則夫 100時間の告白」〜封印された精神鑑定の真実〜…

“死刑制度の正当化事由とは何か。私は遺族の報復感情しかないと思う” 『溺れる者に裁きを』 宮崎哲弥の時々砲弾

週刊文春 2012年4月19日号作者: 文藝春秋発売日: 2012メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 評論家の宮崎哲弥氏が,週刊文春2012年5月3・10合併号で,死刑制度に言及している.これがちょっと面白い.ニコール・キッドマン…

“私たちはまず、判断の材料となる「事実」を知ることから始めなくてはならない” 『絞首刑は残虐か(下)』 堀川惠子 世界 2012年 02月号 岩波書店

世界 2012年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/01/07メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 52回この商品を含むブログ (5件) を見る1999年に発生した,いわゆる「光市母子殺害事件」は,2012年2月20日上告棄却により,犯人の死刑が確定した…

“それは、ある意味で“画期的な”法廷だった。二〇一一年の秋,大阪地方裁判所の裁判員裁判で行われた、「絞首刑」についての審理。” 『絞首刑は残虐か(上)』 堀川惠子 世界 2012年 01月号 岩波書店

世界 2012年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/12/08メディア: 雑誌 クリック: 5回この商品を含むブログ (3件) を見る堀川惠子がプロヂュースしたNHKのドキュメンタリー番組,ETV特集「死刑裁判の現場〜ある検事と死刑囚の44年」のあるシ…

“たった一人でもいい、真剣に、本気で、自分を愛してくれる人がいれば、その人は救われる。それが父や母であればよいけれど、それが叶わないこともあるだろう。” 『死刑の基準―「永山裁判」が遺したもの』 堀川惠子 日本評論社

死刑の基準―「永山裁判」が遺したもの作者: 堀川惠子出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2009/11/24メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ (18件) を見る【読んだきっかけ】から先に述べておこう.2011年2月19日午後に,NHKのETV特集・選 『…

“罪を犯すような事態に、自分だけは陥らないと考える人は多いかもしれません。しかし、入生の明暗を分けるその境界線は非常に脆いものです。” 『裁かれた命 死刑囚から届いた手紙』 堀川惠子 講談社

裁かれた命 死刑囚から届いた手紙作者: 堀川惠子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/03/29メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (18件) を見る(2011.10.1追記) 祝!第十回新潮ドキュメント賞 受賞 受賞すべくして受賞した作品…