災害・震災

“人間はすべての過去を言葉の形で心の内に持ったまま今を生きる。記憶を保ってゆくのも想像力の働きではないか。過去の自分との会話ではないか” 『春を恨んだりはしない - 震災をめぐって考えたこと』 池澤夏樹 写真: 鷲尾和彦 中央公論新社

春を恨んだりはしない - 震災をめぐって考えたこと作者: 池澤夏樹,鷲尾和彦出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/09/08メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 27回この商品を含むブログ (32件) を見る3.11を経験して,池澤夏樹氏の思索 ポーランドの女…

“情報はイマジネーションがなければ意味をなさない。時には情報がないということが逃げ口上に使われる” 『復興の道なかばで――阪神淡路大震災一年の記録』 中井久夫 みすず書房

復興の道なかばで――阪神淡路大震災一年の記録作者: 中井久夫出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2011/05/11メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 5回この商品を含むブログ (13件) を見る『災害がほんとうに襲った時――阪神淡路大震災50日間の記録』と…

“その想いを警報チャイムに込めるために、聴覚や発話に障害があるのを機器で助ける研究を通じて得られた知見や技術をできるだけ生かして音作りを行った” 『ゴジラ音楽と緊急地震速報?あの警報チャイムに込められた福祉工学のメッセージ』 筒井信介著 伊福部達監修 ヤマハミュージックメディア

ゴジラ音楽と緊急地震速報~あの警報チャイムに込められた福祉工学のメッセージ~作者: 筒井信介,伊福部達出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア発売日: 2011/12/22メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (7件) を見るNHKの緊急地震速報…

“東日本大震災の膨大な出来事の中から、1時間、24時間、1週間、1ヶ月、6ヶ月というおよその単位で基本的な流れを再構成してみる。その中で発生した情報空白状況を検証する。私たちに、この情報空白を乗り切る方法はあったのだろうか。” 『震災と情報――あのとき何が伝わったか  (岩波新書) 』 徳田雄洋 岩波書店

震災と情報――あのとき何が伝わったか (岩波新書)作者: 徳田雄洋出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/12/21メディア: 新書購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (7件) を見る大震災のあと,どのような情報が,どのようなに流れ,どのように活用さ…

“やはり人間は燃え尽きないために、どこかで正当に認知acknowledgeされ評価されappreciateされる必要があるのだ” 『災害がほんとうに襲った時――阪神淡路大震災50日間の記録』 中井久夫 みすず書房

災害がほんとうに襲った時――阪神淡路大震災50日間の記録作者: 中井久夫出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2011/04/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 94回この商品を含むブログ (33件) を見る 中井久夫の書いたものから多くのものを…