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“科学技術が社会に深く組み込まれるようになった現在,科学が不確実な知識しか生み出せず,しかも価値観が関与し,社会的意思決定が求められるような事例が増えている” 『みんなが選ぶ1冊』 「科学技術と社会の相互作用」 第2回シンポジウム配付資料 (1/4)

『みんなが選ぶ1冊』 「科学技術と社会の相互作用」 第2回シンポジウム(2009年4月25日)配付資料 
に掲載されている書物のうち,最初の1/4を紹介.「科学技術と社会の相互作用」という研究プロジェクトは,社会技術研究開発センター(RISTEX)が主催している活動の一つ.
活動内容は,STN 科学技術と人間で,知ることができる.プロジェクトメンバーの本棚から,という頁もある.
本資料は,プロジェクトメンバによるお薦め書一覧というところ.推薦者名と推薦文のごく一部を抜粋した.
【関連読書日誌】
【読んだきっかけ】
「科学技術と社会の相互作用」 第4回シンポジウム(2011年5月29日)に参加して
【一緒に手に取る本】

科学の社会史〈上〉戦争と科学 (岩波現代文庫)

科学の社会史〈上〉戦争と科学 (岩波現代文庫)

科学の社会史〈下〉経済成長と科学 (岩波現代文庫)

科学の社会史〈下〉経済成長と科学 (岩波現代文庫)

初版は,中央公論社1973年刊
有本建男氏推薦:「知識のための科学」から「社会のための科学」という考え方を40年近く前に先駆的に提唱した本
The No-nonsense Guide to Science (No Nonsense Guides)

The No-nonsense Guide to Science (No Nonsense Guides)

小林傳司氏推薦:『批判的科学』において,20世紀後半の科学・技術が専門家支配の下で暴走する危険性を厳しく批判したラベッツが,21世紀の科学技術の在り方を論じた小著.科学技術が社会に深く組み込まれるようになった現在,科学が不確実な知識しか生み出せず,しかも価値観が関与し,社会的意思決定が求められるような事例が増えている.
Knowledge Management Foundations (KMCI Press)

Knowledge Management Foundations (KMCI Press)

村上陽一郎氏推薦:研究と教育の双方の領域で起こった,あるいは起こりつつある革命的な変化を,歴史的な背景の中で鮮やかに切り取り,「知識マネジメント」が何故,どのような意味で,現在問題にされるのか,という点に,しっかりとした展望を与えてくれる書物
この著者は,下記のような本もかいているのですね.
The Sickness

The Sickness

Humanity 2.0: What it Means to be Human Past, Present and Future

Humanity 2.0: What it Means to be Human Past, Present and Future

Thomas Kuhn: A Philosophical History for Our Times

Thomas Kuhn: A Philosophical History for Our Times

より高度の知識経済化で一層の発展をめざす日本―諸外国への教訓

より高度の知識経済化で一層の発展をめざす日本―諸外国への教訓

大守隆氏推薦:知識経済化に日本がこれまでどう対応してきたかを,良い面も悪い面も含めて冷静に分析した好著
科学の社会化シンドローム (岩波科学ライブラリー)

科学の社会化シンドローム (岩波科学ライブラリー)

中島秀人氏推薦:いまや科学が社会から深い影響を受けている中で,科学者コミュニティが社会と適切なコミュニケーションを確立するべきだと論じる
アメリカの政治と科学―ゆがめられる「真実」

アメリカの政治と科学―ゆがめられる「真実」

渡部潤一氏推薦:現代における政治と科学の密接な関係を,如実に示す書
安全と安心の科学 (集英社新書)

安全と安心の科学 (集英社新書)

藤垣裕子氏推薦:安全の名のもとに人間がつくりあげた科学的人工物,社会的構築物が,我々の安全を脅かす可能性を特に医療と原子力を題材に解説小林悦夫氏推薦:科学者と社会の関係において,「科学者は何のために研究をするのか。自己満足のために研究をするのか。」ということを改めて考えさせられた.