芸能

“少年期からすでに退行的な気分に全身を蝕まれ、後ろだけを向いて生きてきた私は、種村さんの〈落魄〉を巡る考察に小躍りした。(そうだ、何もいらない。思い出だけが人生た)。落魄という最後の切り札を手に入れることで私は残りの人生を気楽に切り抜けらないものかと、小狡く考えたにちがいな” 『夢でまた逢えたら』 亀和田武 光文社

夢でまた逢えたら作者: 亀和田武出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/04/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (8件) を見る帯から ゴシップの愉しみ、 そして 活字とテレビの黄金時代。 ビー卜たけし、佐野洋子、椎名誠、手塚治虫、ナ…

“それに倣うことを“好し”としなかったはずなのに、知らず知らずのうちにその生活感は流されていってしまっている。時として、その土地に根付いた文化、風習を伴ったものも一緒に持っていかれてしまう。” 『東京路地裏暮景色 (ちくま文庫) 』 なぎら健壱 筑摩書房

東京路地裏暮景色 (ちくま文庫)作者: なぎら健壱出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/11/09メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (3件) を見るなぎら健壱と嵐山光三郎.この二人は人生を楽しむ達人である. なぜそう感じるのだろうか.知性…